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松林 政仁
中性子ラジオグラフィ写真集, P. 112, 1995/11
研究用原子炉の燃料要素冷却水流路を模擬した狭間隙垂直矩形流路中の空気-水対向二相流の中性子ラジオグラフィによる可視化画像及び画像処理により得たボイド率分布を示し、解説を加えた。可視化はJRR-3M熱中性子ラジオグラフィ装置の実時間電子撮像システムを用いて行った。矩形管はアルミニウム製で、流路内を水は上から下へ、空気は下から上へと流れている。画像を撮影した時の実験条件は、流路長さ:782mm、流路幅:66mm、流路ギャップ:2.3mm、空気流量:5l/minである。
数土 幸夫
日本機械学会論文集,B, 60(580), p.4229 - 4235, 1994/12
大気圧近傍での垂直矩形加熱流路における、上昇飽和二相流の限界熱流束の発生メカニズムについて、解析的に検討した。その結果、流路長350~750mm、流路ギャップ1.03~5mm、流路幅が40~51mmの片面及び両面加熱流路の既存の実験結果との比較から、次の重要な知見が得られた。(1)限界熱流束発生点で、完全分離二相流を考え、層流の液膜流中に限界液膜厚さの薄液膜を考え、これがドライアウトするのが限界熱流束とすると、無次元流束G100の範囲で実験デ-タを非常に良く予測する。(2)大気圧近傍で、流路長Lと等価水力直径Deの比L/Deが70以上の本研究で対象とした既存の実験条件範囲では、入口サブクールの効果は無視できること、Lが小である程、又、Sが大である程限界熱流束は大きくなるが、Gが大になるとこれらの効果は次第に小となること、が明らかとなった。